数年前に高校生の息子さんを亡くした方からメッセージが届きました。
講演に参加したとき、あることを思い出しました。息子が亡くなるとき、下の子どもたちと歌を唄いました。意識がなくなり鼓動が止まる
まで、歌を唄って送ったことを思い出し、ずっと自分を責めていたこと、何か他にやれたんじゃないかという後悔から、救われた気がしました。精一杯やれたんだ、と。
後悔はグリーフにおいて避けられない感情です。どんなに献身的に介護した人でも、大切な人を失った後、「もっとできることがあったのでは」と思うのは普通です。子どもを失ったご両親の場合は、特にそのような気持ちがあるかもしれません。
彼女の歌は息子さんに届いていたと思います。そのことへの気づきによって、彼女の気持ちが少しでも楽になったのであれば嬉しいです。
【関連記事】最期まで残る感覚 ~ きよしこの夜
コメント